てらがよい日記

お寺という名の異世界に通って感じたこと

ユニクロよりも「サムエ」こそが最強の家着である

お寺の人が来ている

甚平みたいな服「作務衣(サムエ)」を

ご存じでしょうか。

モノは試しに購入して数か月使ってみたのですけど

これ、めっちゃいいです。

手放せなくなっています。

zennote.hatenablog.com

 

いま、ぼくの家での作務衣着用率は

めっちゃ高いですね。

休日はほぼ作務衣で過ごしてます。

仕事の日でも、

帰宅したら大抵は作務衣に着替えます。

ユニクロよりも作務衣です。

 

作務衣のいいところは

まず気持ちが引き締まること。

シャキンとして背筋が伸びます。

それでいて、動きやすい。

作務衣は軽いんですね。

しかも、襟袖がゆったりしていて

窮屈感がありません。

 

ぼくはユニクロのインナーを着て

その上から作務衣を着ています。

休日は朝起きたら

作務衣に着替えてから

ベランダで5分間座禅をするか、

座禅をしてから着替えるか。

で、食事とって、

パソコンに向かって

仕事したり、薬学の勉強したり、

ブログ書いたり、ツイッターしたり。

 

作務衣の欠点は

この服のまま外出できないことです。

外で作務衣を着る人が増えれば

ぼくも作務衣のまま外出したいですね。

だってこれほんと快適だもの。

 

というわけでみなさん、

ぜひ作務衣を着てみてくださーーい!

 

禅僧にはプレゼン能力を磨く前にやることがある

f:id:kuriedits:20171117205707j:plain

 

久しぶりの座禅会参加です。

やっぱりここ来ると心が落ち着きます。

もう11月なんですね。寒いのなんの。

 

今日の座禅は

体の痛みはまったく感じることなく

あっという間に終わりました。

たぶん今日なら1時間くらい

座り続けることができたと思います。

それくらい絶好調でした。

ただ、雑念は最後まで消えませんでした。

身体的苦痛と雑念は別だということに

気付きました。

 

今日は老師が、

「最近の若い禅僧はすぐ偉そうにする」

というようなことをお話しされていました。

3年修行すると住職になる資格を

得るそうなのですが、

そうするとみんな説法のやり方ばかり

勉強するそうです。

でも、禅僧というのは本来

布教活動をするのが目的ではなく

ただひたすら座禅をするものです。

 

そういえば最近は

坊さんがバーを経営したり

書籍をたくさん出したり

してますよね。

でも、本来、禅の道と言うのは

悟りに至るために行うもの

なんでしょう。

苦しい修行を何年も何年も

積み重ねて

それで初めてわかることがある。

老師はよく言います。

 

バーを経営することも

書籍を出すことも

悪いとは思いませんが

老師のおっしゃりたいことも

またよくわかる気がします。