てらがよい日記

お寺という名の異世界に通って感じたこと

アマゾンで買える僧の掃除着が珍百景

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今日は風邪気味だったので座禅を休みました。

さて、今日は「作務(さむ)」について書きます。

 

作務とは、禅におけるお掃除のことです。

お掃除だけでなく畑仕事も指すようですが、

それはさておき、

禅に置いて掃除という行為はとても

大切です。僧は毎朝掃除をしています。

 

作務を行う時の服を「作務衣(さむえ)」といいます。

どんな服か、ご覧にいれましょう。

 

この作務衣という代物、

お世辞にいっても、

カッコイイとはいえない服装ですが、

5000円~1万円が相場のようです。

高~い!!

 

ていうか、

これって甚平と一緒じゃんと

思ったあなた、

そうではありません。

作務衣は僧侶の作業着、

甚平は庶民のくつろぎ着です。

さらに作りも異なります。

作務衣は長袖&長ズボン、

甚平は袖もズボンもちょっと短め

なのです。

 

さて、そんな作務衣には、

綿、麻、綿麻混合といった

素材のちがいがあるようですが、

それだけではないようです。

 

ここでは、

代表的な作務衣のランナップを

紹介していきます。

まずはこちらから。

 「メンズ 洗える作務衣」(3500円)

 洗えない作務衣があるんでしょうか・・・。

ポリエステル製でシワになりにくいそうです。

 

次にこちら、「洗える作務衣 刺子柄」(3900円)

柄のついた綿100%の作務衣です。

洒落っ気が出ています。

それはいいんですけど、

このモデルのポーズはなんですかね。

チンピラですか。

 

続いてこちら「2色切り替え作務衣」(4500円)

 アマゾンのカスタマーレビューによると、

購入者は

「場所によっては居酒屋の店員に間違われました」

そうです。

ええ、そうでしょうよ。

 

最後は高級作務衣で締めくくります。

「正絹袖作務衣」(78840円)

職人が丁寧な縫製で丹念に作り上げた、

絹100%の作務衣だそうです。

7800円ではありません。

7万8000円です。

 

 アマゾンで検索しているうちに

なんだか一着

ほしくなってきました。

でも、

これからの季節は寒そうですねぇ。

 

参考

作務衣と甚平の違い 【和粋庵】作務衣・甚平ショップ - 日本製/伊田繊維株式会社