てらがよい日記

お寺という名の異世界に通って感じたこと

人生初の滝行体験。耐えられた時間はなんと・・・っ!!

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滝行体験をしてきました。もちろん人生初です。

三重県伊勢市のほうに、滝に打たせてくれる場所があるのです。奥さんが「行ってみたら?おもしろいんじゃない?」と教えてくれたので、二人で行ってきました。

参加費は1人2200円。所要時間は説明・着替え・滝行など全部で1時間弱です。男性はふんどしとハチマキ購入で+1100円、女性は白衣レンタル+1100円です。

ふんどし・・・生まれて初めて着用しました。もっとスース―するかと思ったら、意外としっかり股間にハマるんですね、あれ。

滝は数メートルの小さな滝です。パワースポットになっているらしく、女性客が圧倒的に多いとか。ゴリゴリの修行場ではなく、ちょっとした観光スポットです。

さて、滝のそばの小さな小屋で着替えて、ふんどし一丁で、いざ出陣。

この日の水温、8度。案内人は「この時期にしてはかなり温かいから大丈夫」といいます。

まずは水につかるところから。つま先からそーっと滝つぼに向かいますが・・・めっちゃ冷たいじゃん!!!これ大丈夫?

「胸のところに水をじゃぶじゃぶつけてください!」

と後ろで案内人の声がしますが、はっきりいってそれどころじゃありません。まだひざまでしか水に浸かっていないのに、もう死にそうです。おそるおそる水を胸にかけると・・・あ、やばい、これは・・・心臓の鼓動が止まる!

「ちょ、ちょちょ、タンマです」といって急いで一旦水面からから脱出。心臓がドクンドクンと激しく動き、歯はガチガチ鳴り止みません。あっという間に体が芯から冷え切ってます。そういえば、私いままで銭湯で水風呂でさえ入ったことがないんですよね。それくらい水が苦手。

といっても、ここまで来て滝に打たれないわけにもいきませんので、覚悟を決めて再度突入。今度はいくらか水に慣れたせいか、胸に水をかけるところまではクリア。続いて案内人の指示に従いながら、滝に背を向けながら後ろ向きに進み、背中から滝つぼへイン!

水が頭にどばばばばばーーーー。呼吸ができず、即座に脱出。体中が悲鳴をあげています。すべての細胞が「お前には無理だ」と言っているのがわかりました、ええ。こんな感覚は本当に久しぶりです。滝つぼに出ては入って、出ては入ってを繰り返し、何度か繰り返すことで、ようやく慣れてきました。

さて、そんな私とはうってかわって奥さんはといえば、始めからすんなり滝つぼに入り、何の抵抗もなく、滝に打たれながら手を合わせて直立不動。なんだかいかにも滝行!みたいな姿勢を続けています。たぶん、5分くらいしていたんじゃないでしょうか。私が「そろそろ行こう」と声をかけなければ、もっと続けていたと思います。わたしは雨に打たれた子犬のようにぷるぷる震えながら横で眺めていました。

案内人の話では、水温マイナスで数十分続ける猛者もいるそうです。まぢか・・・。最初は寒くても、一定時間あたっていると、寒さを感じなくなり、精神的にいい感じになっていくといいます。話を聞いていて坐禅と似ているなと思いました。坐禅も肉体的にはめっちゃ辛いですからね。どちらも肉体を追い込むのが共通点です。

最後は記念の証書をいただき、修行(?)完了。いやあ、もう人生で滝行をすることは二度とないんじゃないかな。だって私、冷え性だし。

さて、最後にクイズです。この日、私は一番長くてどのくらい滝に打たれることに耐えられたでしょうか。

答えは・・・・

・・・・・・

・・・・・

・・・・

・・・

・・

3秒でした!!!!

いやほんと、なさけなくてごめんなさい(泣)

でもアクティビティとしては十分楽しいから、是非体験してみてください!!

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