てらがよい日記

お寺という名の異世界に通って感じたこと

自分を分解して、散り散りにして、大気中に投げ捨てる

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相変わらず座禅会は無期延期ではありますが、寺にはちょこちょこ行ってます。今日は縁側で勝手に座って瞑想しました。10〜20分くらいだったと思います。

最近非常に忙しく、今日も本当なら家でやるべきことが山ほどあったのですけど、寺には定期的に足を運んでいます。忙しい時こそ落ち着ける時間が私には必要です。

縁側に座った私は、一度自分を殺して、分解して、散り散りにして、大気中に投げ捨てて、それからもう一度、目に見えないほど粉々になった自分の破片を集めて、自分を作り直す、そんなイメージをしました。

しょせんは、生きて死ぬだけの命です。

それでも、帰りがけの神社で、ここ数年体調の優れない妻のために健康祈願のお守りを買いました。いくつかある色の中で、一番優しい色をしたピンクを選びました。

誰かのためにお守りを買ったのは、これが生まれて初めてかもしれません。帰宅して、突然お守りを渡された妻は「ははは」と戸惑いながら笑っただけでした。多分、迷惑だったんじゃないかな。

夜になって妻の仕事机にふと目をやると、デスクトップの横にお守りが行儀よく立てかけられていて、その気遣いに感謝したいと思いました。