瞑想したら世界が変わった

座禅を生活に取り入れてます。仕事に活かせるマインドフルネスをお届けします

朝夜ほぼ毎日坐る楽しみ

f:id:kuriedits:20181228201218j:plain

年内最後の坐禅に行ってきました。

今日は全国的に今年一番の冷え込みだったそうで、天気は良くても空気はキンキンに冷えていました。境内の廊下があまりに冷たいので、歩いてて足底が痛いのなんの。

でも、坐禅をすると、そこれほど寒くは感じなくなるんです。不思議ですね。体が温かくなるんです。坐るだけで体感温度がこんなに変わるなんて、最初の頃はビックリしました。

こんなふうに、坐禅は自分のカラダのことを教えてくれます。

今年から私は朝と夜にベランダで数分の坐禅をするようになりました。夜は黒(ウサギ)を一緒に出して、遊ばせながら坐ってます。時間も短いですし、ゆるゆるやっているのですが、これもいいかなと思っています。今年読んだ『現代坐禅講義』の影響です。

坐禅は朝夜でほぼ毎日やっています。なるべく規則正しい生活をしようと努めています。そのほうが、勉強や仕事の効率も高まる気がします。なにより楽しいです。

坐禅っておもしろいですね。来年はどんな発見があるのか楽しみです。

本年もありがとうございました。来年もよろしくお願いします!

一心不乱に食べるよい方法は・・・?

f:id:kuriedits:20181209215349j:plain

一昨日の坐禅会で老師が禅寺の食事について話しました。ややうろ覚えですがこんな感じです。

「本来、インド発祥の仏教では1日1食。それがこちら(中国や日本)に伝わり、気候が寒いのでいまは1日3食。ただ、夕飯は『薬石(やくせき)』といって残り物をいただく。黙って食べるんです。皆さんは黙って食べたことありますか?一心不乱に食べるんじゃ。そうすると美味しいんですな。食べる時は食べるだけ。他のことはしないんです」

私は食事中はかかさずスマホかパソコンを見ています。食事時に食事だけするなんてもったいない気がして、時短のためにやっているんですけど、どうなんでしょうね。”ながら飯”が当たり前になりすぎて、食事だけしていると落ち着かなくなってしまっています。スマホの誘惑に勝てません。よくないなあと思います。作ってくれた人がいて、その料理でいただく命があるのですから、ちゃんと味わって、楽しんで食事をしたいものです。

でも、どうすれば?

老師の「一心不乱に食べる」という話を聞いて、うちで飼っているウサギを思い浮かべました。エサを与えると目の色を変えて飛びつき、ひたすらモグモグします。あれこそまさに一心不乱。感心します。動物って偉いなあ。私も真似してみよう、ウサギになりきって食事してみようかな。なんて。

冬用作務衣を家着にしたら心地良すぎて廃人になるレベル

暖冬と呼ばれた12月も一転、急激に寒くなってきました。通年性の作務衣ではベランダでの座禅はおろか、部屋着としても辛くなってきました。

というわけで、冬用作務衣を買っちゃいました!

 アマゾンのレビューを見て、洗濯しても傷みが少ないらしいこれを選びました。

私が買ったのはバーガンディ色のMサイズです。送料合わせて8000円くらいです。ここだけの話、アマゾンで買うよりも、元のサイトに行って買った方が数百円安いです。

さて、注文から数日後、商品が届きました。着てみると・・・

やばい・・・・

これはやばい・・・・

気持ちよすぎる!!!!!!!

裏地がフリース生地になっていました肌触りがすごくいいんです。しかも、フリース独特の熱がこもる感じも少なく、とにかく着ていて癒されます。まるで寝袋を着ているようです。心地良すぎて座禅しながら寝ちゃいますね。妻は「それ作務衣っていうよりハンテンじゃない?」と言われました。たしかに、それくらいモフモフしてます。着始めてまだ数日なのですが、すでに仕事中に、

「あ~~~帰って早くあの作務衣を着たいな~~~」

と思ってしまうレベルです。これはヤバイ!!!!人間をダメにするかもしれない!

手首・足首はゴムで適度に閉まっていますので熱が逃げません。素材はストレッチなので窮屈感は一切なし。重さも感じません。家着としては最高にオススメできます。是非みなさん試してみてください。

ちなみに、作務衣を着ているとSNS上で「世捨て人」「服に無頓着な人」とイメージされるのですが誤解です。作務衣は機能的な服です。スティーブ・ジョブズが同じ服をいつも着ていたのと同じです。作務衣は機能的で服を選ぶ時間も省略できます。断じて世捨て人の服ではありません。

私も休日に外出する時は人並に身だしなみには気をつけています。最近よく着てるのはこれかな。写真だと平凡なジャケットですが、織が特徴的なのでカジュアルなセーターにもよく合います。価格3万円。作務衣並みにオススメです。

 

そもそも作務衣って何?という方はこちらをどうぞ

zennote.hatenablog.com

 

何事も、その一回を大切にしたい

f:id:kuriedits:20181116200049j:plain

旅行などでご無沙汰だった坐禅会に、久しぶりに行ってきました。紅葉はこれからかな~と思っていたら、葉っぱがない!この地域の紅葉はまだ先のはずなのですが残念。

今日の坐禅会は20分×20分。老師がお休みで代理の僧が一人で仕切りました。慣れてらっしゃらないのか、口下手なのか、坐禅の説明が中途半端で、警策もいまいち(ビシッと大きな音がしない)とやや残念な内容でした。

今日は初参加者が多めだっただけに、私としては心の中で

「いつもはもっとおもしろいんだよ!」

と叫んでいました。

催す側にとっては毎度のことでも、参加者にとっては最初で最後かもしれませんよね。人との出会いも、何事も、一回一回を大事にしたいなと思いました。

寺とこの土地の空気は、いつもどおり清々しかったです。

地球1周分を歩き、飲まず食わず、寝ず、横にならずを9日間。荒行を綴った『千日回峰行を生きる』

比叡山の特別な修行

比叡山に泊まった際にホテルで購入した本。千日回峰行(せんにちかいほうぎょう)という特別な修行をした僧侶の著書です。久々に読み返したら、最初に読んだ時よりも味わい深かったです。

千日回峰行を生きる

千日回峰行を生きる

 

失敗したら腹を切る

千日回峰行比叡山に古くから伝わる、非常にエグい修行の一つです。本書から引きます

基本的に一年間に百日―二百日の年もありますが―、比叡山を巡拝する。それを積み重ねて、千日に至る行です。

千日で歩く距離は地球1周分にもなるとか。その上、千日回峰行には掟があり、修行を諦めた者は切腹をしなくてはいけないそうです。やばくないですか?

ただ歩くのではなく、日常の生活を続けながら毎日歩きます。著者は夜の8時に寝て、深夜12時に起き、2時間ほどお勤め(お経を唱える)をして、それから素足にワラジを履き夜通し6時間ほど歩いてお参りをして、朝の8時ころに戻り、あとは住職として身の回りのことや、寺の仕事をしていたそうです。つまり、毎年100日間は連続して睡眠時間が4時間半になります。血尿が出る人もいるそうです。

飲食禁止、寝ることも許されない9日間

これだけでも大変なことだと思うんですけど、さらにすごいのが、700日を超えたあとに行う「堂入り」です。

700日が終わった当日から9日間、お堂に籠って9日間、断食、断水、不眠、不臥(横にならない)で不動明王にお祈りします。堂内で不動明王真言を10万篇唱えます。お堂の外に出られるのは、毎日午前二時にお供えする水を運ぶために井戸に行くときだけ。

死ぬんじゃない?と思うんですけど、まさに死と隣り合わせの修行となります。

5日目からうがいをすることが許されるそうです。ただ、そこで水を飲まないように、同じ容器の器が二つあって、一方の器から水を口にふくみもう一方から吐き出します。量が変わっていないかで、水を飲んでいないことを確認されます。

トイレは行けますが、飲まず食わずで体力がないので、助僧に手伝ってもらいます。著者は大便は1回だけ、小便は最後のほうは1日1回だけだったそうです。

睡眠欲は3日目くらいからなくなります。そのため、修行の最後の方は意識がもうろうとするどころか、逆に冴えて研ぎ澄まされるそうです。実際、普段は聞こえない、琵琶湖の淵の大津京駅のアナウンスや電車の通過する音が聞こえてきたとか。私、大津京駅を利用したことありますが、比叡山からめちゃくちゃ離れてますよ。

生きることを否定する

仏僧の荒行は、すごいなあとしかいいようがありません。生きることを一度否定することで、生きることがラクになるのかもしれません。さいごに、印象的な一文を引用します。

堂入りも、生きることを否定するわけですから、つまり思うことや考えることを否定しないといけないわけです。思いや考えが頭の中に湧いて出てくることは一種の誘惑なので、それを消していくようなかたちでいかないといけない。ちょっと分かりにくい表現になっているかもしれませんが、わたしの中では、パソコンのデリート・ボタンを押すような感じというか、もう何かあったらパーン、何かあったらパーンと、消していくような感じでやっていました。そういう鍛練ということではないですが、堂入りを通じて、経験を積ませていただいたので、それを考えたら、次の日に持ち越さないというのは、それほど難しいことではないように思います。

 

youtu.be

ピースフルなお寺で水琴窟を見つけた

f:id:kuriedits:20181012193934j:plain

今日は坐禅会の前に、とある寺の茶屋に寄りました。雰囲気がむちゃくちゃ素敵で、1時間近く居座ってしまいました。途中座禅もしました。鳥のさえずりと、虫の音、庭師の声、それから少しだけ水の流れる音が聞こえるだけの、本当に静かで贅沢な時間でした。

こんな場所、なかなかないんじゃないかなあ。

お客さんは私以外には欧米の老夫婦と古老のガイドだけ。あまりに穏やかな時間なので、「peaceful・・・」と旦那さんが呟いてました。私は庭をボーっと眺めながら、今後の仕事のこと、自分が本当にやりたいことは何なのかを考えていました。答えは出ませんでしたけどね!

一切の生活音から切り離され、じっとしていると、心がざわつき、だんだんと落ち着かなくなってきます。ちょっと気持ち悪いかんじ。普段考えないようにしているこのざわざわと向き合うところから、いつも坐禅は始まるんです。

庭の端には水琴窟(すいきんくつ)がありました。水琴窟とは、水滴の落下音を響かせる仕掛けです。カンカン、コンコン・・・・。初めて聞く水琴窟の音は、金管楽器のような不思議な響きでした。ツイッターに上げた動画がありますので、是非音量を大きくして聞いてみてください。おもしろいです。

水琴窟の音に耳を傾けながら、あまりにも気持ちよくて満たされてしまったので、坐禅会はめんどくさくなってそのまま家に帰りましたとさ。(おい

f:id:kuriedits:20181012194102j:plain

 

夜のルーチンで仕事が劇的にはかどった話

f:id:kuriedits:20180928215130j:plain

禅ってルーチンの鬼だと思うんですよね。決まった作法を毎日繰り返す。そうすることでココロの乱れが少なくなる。そんな理解です。ルーチンって大事。イチローもそんなこと言っていましたよね?私もなるべくルーチンまみれの生活をしようと思っています。

ここ1週間くらい新しいルーチンを始めました。寝る前の夜23時50分から5~10分間の坐禅をしています。高層ビルの向こうの夜空を眺めながら「自分ってちっぽけな人間だなー」なんて思うと、日々の仕事の悩みも小さく見えます。

そのあと布団で1分間のストレッチをして、あとは原始的なゴリゴリマッサージを2~3分やってお終い。これやると、翌朝の目覚めが全然ちがうんです。疲れが劇的に取れます。当然、仕事の効率も上がります。睡眠時間を10~15分削るわけですが、2時間くらい余計に寝るくらいの効果があるような気がします。とくに心理ストレスの軽減が大きい気がします。

寝ても疲れがとれないんだよなあ、という方に是非おすすめです。

昨日は坐禅会に参加する前に、夜の坐禅のお供にと香(5本入り200円)と竹製香立(500円)を買いました。シンプルでよくないですか?寺の近くのお香専門店にはウン万円もする素敵な香炉がたくさんありました。すごいなーいいなーと見とれながら、今回は1000円未満ですませました。

私はお香を立てると喉が痛くなるので煙が少ないお線香をチョイス。煙が少ない理由を店員さんに聞いたところ、クスノキ科のタブをツナギに使い、煙があまりでないようにしているそうです(その分、香りは弱めっぽい)。使ってみたら喉も痛まず、香りもなかなかよかったです。見た目もいいし。

仏具ってファッションだと思います。お坊さんに怒られちゃうかな。