てらがよい日記

お寺という名の異世界に通って感じたこと

遠州先染織物 遠赤外線冬用作務衣は驚きの軽さだった

この冬は新しい作務衣をおろしました。ふるさと納税で購入した「遠赤外線キルト作務衣 榛地織物」です。ネットでは2万3100円で販売されています。

遠赤キルト作務衣 | 小学館の総合通販サイトPAL-SHOP

私は今まで、5000円くらいのフリース素材の作務衣を使っていたのですが、もうこれ気持ちよすぎて寝巻きに使いたくなったので、日中用の暖かい作務衣が欲しかったのでした。

遠赤外線キルト作務衣は、テイジンの技術を使った保温性の高い作務衣です。テイジンの遠赤外線技術に、静岡の伝統工芸「遠州先染織物」を掛け合わせた一品。遠州静岡県西部の、日本有数の織物の産地です。先染とは、あらかじめ染色した糸を使って織る織物で、製造工程の手間はかかりますが、色持ちが良く、深みのある色合いが特徴とされています。

歴史と文化と遠州織物

こだわりの作務衣を、実際に数ヶ月間着てみての感想です。まず、暖かいです。フリース作務衣と同じくらいの暖かさだと感じました。それでいて、生地は薄くて、非常に軽いです。フリース作務衣は肩が凝るんじゃないかと思うくらい重いのですが、この作務衣は軽くて肩へのストレスがありません。最初に袖を通した時、まずその軽さに感動しました。

使い勝手については、ズボンにはやや難ありです。横ポケットがありません。これは不便。それから、腰は通し紐を結んで締めるタイプなので、脱ぐ時も履く時も、少しの手間が要ります。フリース作務衣はゴム紐が中にあったので、紐を締める必要がありませんでした。サイズ感については、ちょっとゆったりな方が暖かいかなと思って、成人男性の標準的な身長の私がLサイズを選んだのは失敗でした。下半身はかなりダブダブになってしまいました。上半身はポケットが付いていますので、こちらは問題ありません。

お手入れ。説明書には洗濯する際はできるだけ手で洗ってくださいとか、洗濯機にかける場合は優しく、ネットをつけて、などの注意書きが多いことが気になりました。特に「乾燥機のご使用は絶対に避けてください」と強調されています。質の良い素材なので仕方ないのでしょうが、普段着として作務衣を使っている自分としては、正直、めんどい・・・。洗濯機でソフトモードで洗って、自然乾燥させています。今のところ、問題はありません。

というわけで、やや使いづらいところもある作務衣です。ただ、とにかく軽い。生地も薄い。それなのに、フリース作務衣なみの暖かさがしっかりある。これを知ってしまったからには、もう昔のフリース作務衣には戻れないかもしれません・・・。

この作務衣を導入したので、私は毎晩、作務衣(ホームウェア)から作務衣(寝巻き)に着替えることになりました。まさに作務衣づくしです。

作務衣ライフの参考になりましたら幸いです。